リラクゼーションやエステ・整体、美容室やネイル・マツエクなどサロンを運営していくのに必須となる顧客管理。
カルテとして来店時の状況や要望・施術内容の内容を記録する事がお客様の満足度向上やリピートにも影響します。
紙でカルテの管理をしていると場所を取ったり、紛失をしてしまうと一大事ですよね。
最近はサロン用の顧客管理のサービスも増えてきています。
カルテ専用のサービスなので、例えば前回の来店サイクルやよく使うメニューが一目でわかり機能が充実しています。
機能が充実している分、基本的には有料のサービスが多いです。
無料プランがあったとしても機能の制限があり満足に使うには結局有料プランを検討しなければなりません。
予算の少ない小さなひとりサロンは顧客管理にそこまでお金をかけられないのも現実ですよね。
今回は僕自身が利用している無料のカルテ管理方法をご紹介いたします。
※2026年現在は、Evernoteを使用しておらず顧客・カルテ管理アプリを使用しています。
▶1人サロンのカルテ管理におすすめ!無料でも使える『ビフォーアフター』
サロンのカルテはEvernote(エバーノート)
実は今現在利用しているLINE予約システムやAI姿勢診断アプリにも顧客管理のようなオプションもあります。
一元化が出来るので便利なのはわかるのですが、利用をするにはやはり少なからず費用がかかります。
そして今使っているカルテのシステムで十分とも言えるので現在もこちらを使用しています。
その今使っているシステムというのがタイトルにもあるEvernoteです。
(2026年10月15日修正)
以前は僕も、できるだけ費用をかけずにカルテを管理したいと考えていました。
そこで利用していたのが、メモアプリのEvernoteです。
Evernoteは本来カルテ管理用のアプリではありませんが、工夫次第で顧客情報や施術内容を記録できるので、当時は十分に活用できていました。
Evernoteとは

Evernote(エバーノート)は無料から使えるクラウドベースのメモアプリです。
思いついた事をメモとして記録したり、画像や音声を保存してまとめておくことも出来ます。
クラウドに保存する形になるのでPCやスマホなど異なるデバイスでアクセスが可能です。
大きな違いは端末の利用台数とノートサイズや月間のアップロードの容量です。
個人のひとりサロンのカルテ管理には無料プランで十分だと思います。
私自身は写真の保存等もしていますが、今のところは無料の範囲で使用出来ています。
ノートサイズの上限が25MBとなっているので将来的にお客様の写真が増えた時にはオーバーをしてしまう可能性がありますが、カウンセリングの際に必要となるのは前回の写真や最近の写真、初回来店時の写真だと思うので不要なものは削除、必要であれば別のどこかに保存をしておけば問題ないと思います。
Evernoteをサロンのカルテとして使用する際の工夫
とはいえ、Evernoteはあくまでもメモアプリです。
iPhoneやスマートフォンのメモアプリをイメージしてもらうとわかりやすいと思うのですが、空白のページに文字や画像を並べていくだけになるのでカルテとして見やすく利用するには少し工夫が必要です。
Evernoteをサロンのカルテとして利用するための工夫は以下の3つです。
- タイトルに名前
- 区切り線を使って見やすく整理
- 「あ」から「わ」のノートブックを作成して50音順
タイトルに名前
顧客情報をわかりやすくするために『タイトル』の部分にお客様のお名前や顧客Noを記載すると検索でわかりやすくなり、リストでも一目でわかるようになります。
区切り線を使って見やすく整理
Evernoteには区切り線(直線)を引く機能があります。
↓こんなやつです↓
先程お伝えした通り、Evernoteはただの一枚の紙のようなものなのでテキストのみで記入をしようとするとかなり見にくくなってしまいます。
来店日や特記事項毎に区切り線を入れる事で整理され見やすくなります
「あ」から「わ」のノートブックを作成して50音順に見れるようにする
基本的には上の2つでお客様カルテとしては使えるのですが、もう少しわかりやすくしたい場合にはノートブックという機能がおすすめです。
Evernoteではメモ1つ1つを「ノート」と呼びます。
ノートブックというのはそのノートをカテゴリ等でまとめるようなイメージです。
紙のカルテを管理するときに「あいうえお順」や「来店日順」で並べると思うのですが、ノートブックに「あ」から「わ」のタイトルをつけて整理をしておくとそれと同じような検索が出来ます。
Evernoteは更新順で上から整理されるので何もしなくても来店日順では見やすくなっています。
他には誕生月でノートブックを分けて今月来月お誕生日のお客様をまとめるのもおすすめです。
あいうえお順にしても誕生月順にしてもEvernoteはテキスト検索が出来るので探したいお客様を探すこと自体はノートブックを使用しなくても出来ますのでこれはこだわりたい人におすすめという感じです。
(2026年10月15日追記)
※これは僕がEvernoteを使用していた当時の管理方法です。現在の無料プランではノートブック数に制限があるため、同じ方法で管理するには有料プランが必要になります。
Evernoteの難点
ひとりサロンのカルテ管理としてはわざわざ有料の顧客管理アプリを利用しなくてもEvernoteの無料プランで運用が出来ます。ただし、個人的に気になる部分もあります。
それはipadとの相性が悪い事です。
MACやPCで使う分にはサクサク問題なく動くのですが、ipadで使用をしようとするとスムーズに利用出来ない事があります。
代表的なものがテキストの入力がかなりしにくい事。
一時期、ipadをPC代わりに使おうと思いキーボードやマウスをBluetooth接続をして使用しようとした事があったのですが、文字打ち時のラグがかなりひどかったです。
マウスとの相性の問題かと思い、色々試してみましたが全て駄目。
調べてみるとそもそもipadのアプリの動きが悪いのは以前から続発している事みたいでキーボードやipad本体の問題ではないとの事でしたのでカルテとして使用するのであればPCでの運用が必須かと思います。
PCで打ち込んで、カウンセリング時にお写真を見せたりする時にipadという運用がおすすめです。
Evernoteの代替アプリ
ipadをメインに運用をしたい場合は『Google keep』がおすすめです。
Google keepはGoogleが提供しているEvernoteのようなメモアプリです。
完全無料で使えて機能の制限もなく、ipadでもEvernoteほどのストレスを感じずに使えるのでオススメです。
難点としては文字の装飾が非常にシンプルな点です。
Evernoteだと太字や文字の色やマークアップ、箇条書きまで出来るのですが、Googlekeepは背景色の変更のみでテキストについては何も出来ません。
また、区切り線の挿入も出来ないので見やすく整理するには更に工夫が必要です。
iphoneではスムーズに使えたと思いますが、カウンセリング時に導入するには見にくいかもしれません。
PCで打ち込みが可能な環境であればEvernoteの方が断然オススメです。
まとめ
Evernoteは本来メモアプリですが、工夫次第でエステや整体・美容サロンのカルテ管理にも活用できます。
ただし、現在は無料プランの制限も厳しくなっているため、これからカルテ管理を始めるのであれば、専用アプリを検討する方がよいと思います。
すでにEvernoteを利用している方は、今回紹介した管理方法も参考にしてみてください。