自己紹介はこちら
2025.06.23投稿
ご覧いただきありがとうございます。1人サロンの道しるべのオオイシです。
整体をはじめたきっかけや独立の時に何を思っていたか、
実際に独立してみてどうだったかなど自己紹介させてください。
興味があれば最後まで読んでいただけると嬉しいです。

オオイシはこんな人
1986年 北海道生まれ北海道育ち
21歳から整体を始め、27歳でヘッドマッサージを習得
地域初のヘッドマッサージ特化サロンとして独立開業
30代になった頃から睡眠の勉強を始める
2024年に10周年を迎え、1人ひとりのお悩み解決に向けたパーソナル整体として唯一無二の施術を行う。
基礎を大切にするヘッドマッサージセミナーも行っている
整体を志したきっかけ
僕は1986年生まれのO型。北海道で生まれ育ちました。
21歳の時の整体業界に飛び込みました。
元々は自動車の板金塗装の仕事を夢にしていたのですが、現実的に難しくなった時にたまたまスクール生募集を見て飛び込んだのが整体業界でした。
お客様からよく「どうしてこの仕事を始めたの?」と聞かれる事もあるけど、
「おばあちゃんの肩もみが好きだった!」なんてほっこりエピソードは皆無で…
『整体ならベッド1つあれば独立出来そうだな』という超現実的なきっかけでした^^;
もう1つ理由があります。
僕は溶接をしていた影響か若いくせに腰痛持ちで整体に通っていたんです。
『整体を学べば通わなくても良くなるかも』
お恥ずかしながらそんなヨコシマな理由だったんです。
「整体」のイメージってカイロプラクティックのような”ボキボキ系”をイメージしていたのですが、実際に通い始めると指圧の先生が始めた学校で、押圧中心の手技でした。
『なんだー、押すだけじゃん!意味あるの!?』
そんな風に思った事を覚えています。
この時は実践メインだったので、解剖学的な部分は知識が乏しかったですが、その分手の感覚を養う事が出来たと思っています。
リラクゼーションって手の感覚が本当に大切なんですよ!
サロン開業!しかし現実は甘くなかった
間もなく28歳になろうかという時にサロンを開業しました。
本当はその翌年を予定していて、のんびり準備しようと思っていたのですが状況の変化や良さそうなテナント物件が見つかり、急いで開業をしました。
月末にサロンを辞めて、オープンは翌月の4日でした。
仕事が終わってから少しずつ準備していたとは言え、よくやったものです。
務めていたサロンでホットペッパービューティを導入して瞬く間に予約がどんどん入る状況を体験していたのでホットペッパーをやっていればお客様はやってくるだろうと高を括っていました。
晴れてオープン!
50分2800円というオープンキャンペーンクーポンのおかげでそれなりに予約は入りました。
それに加えて前のサロンから引き続き来てくれるお客様もいたので「安定したら2店舗目だな」なんて想像したりしていました。
しかし、待っていたのは休みのない日々でした…。

潤沢な自己資金もなく始めて低価格路線だったので、思っているよりも売上が上がらない…。
支払いをしなければいけないので休みなく毎日お店を開けて、とにかく予約をこなさなければいけない。
それでも足りない時はクレジットカードのキャッシングでなんとか支払いをして、それの返済をしなければいけないのでとにかく施術をしてを繰り返す日々…。
意を決してサロン経営を学ぶ
仲間もいない状況。僕の志はかなり高かった。
答えがわからない事に1人で悩み、苦しみ、あがいていました。
「もう無理…辞めるか…」
そう何度も思ったけど、何故か辞める事はしなかったんです。
そしてホットペッパーの添削をしてくれるサロン専門の講座に参加して集客や経営について勉強をする事にしたんです。
『ホットペッパーからの集客を活用して月商100万円を目指す』というテーマの講座だったので、数字を意識するという基礎的な部分から教わっていきます。
当時は低価格だったので単純計算でどう頑張っても100万円には届かない状況だったので
「単価を上げましょう」と言われますが、
『北海道の田舎で周りもこれくらいの料金設定なので無理です!』とめちゃくちゃ反抗しながら、先生にご迷惑をおかけしながら受講していました笑
慎重派なのですぐには単価を上げれなかったですが、少しずつ料金を上げながらサービスの向上を図っていき、数年経ってようやく軌道に乗り始めました。
睡眠の学びを始める

ヘッドマッサージ専門店としては睡眠というジャンルは切っても切り離せない親和性の高いジャンルなので必然と睡眠の情報が入ってきたり、周りでも睡眠に特化したサロンをオープンする人が増えてきました。
僕もその流れに乗り、睡眠の勉強を始めました。
睡眠に関する協会は数多あるのですが、InstagramなどSNSでよく目にしていた先生から学ぶ事にしました。
その先生は睡眠改善のコンサルを得意とする先生で、カウンセリングを取り入れるような方針でした。
僕は残念ながら口下手、更に物販が下手なので睡眠の知識を取り入れてもそれをお客様に活かす事が難しく、日々悩んでいました。
快眠整体療法を学んで睡眠特化に成功
自分の根幹はやはり施術だという思いから、別の睡眠協会のセミナーに参加したりしながら『眠れる身体に戻す』をテーマに、筋肉だけでなく、自律神経や内臓にアプローチする手技を学びそれまでのヘッド技術と合わせて独自の快眠整体を展開していきました。
これに加えて睡眠の先生自らの発案の快眠に特化した施術法を学ぶチャンスがやってきたのです。
セミナーは東京開催で北海道から行くのには少し躊躇をしたけど、逆に言うと同じように北海道の受講生もいるけどここで動かない手はないと直感したんです。
チャンスを嗅ぎつける力は強い方だと自負しています。
予想通り、セミナー参加者は関東圏在住の方ばかり(別日に関西でも開催)。
「北海道から来ました」というだけで印象に残りやすいんですね。
こうして北海道初にして唯一の快眠特化療法を取り入れているサロン(※)となったので他店との差別化もしやすくなり、睡眠でお悩みの方に興味を持ってもらえてお困り事の解消に向けて施術をしていけるので高単価でも来店してもらえるようになったのです。
※自分が習った手技を取り入れているサロンとして
単価アップは誰でも出来る

僕のサロンの顧客平均単価は1万円ちょっと。
決して高単価とは言えないかもしれないですが、50分2800円からスタートした開業当初の顧客平均単価は5000円未満でしたので単純に倍になっている計算です。
ちなみに当時のメニュー表を見ると、
60分 4,500円
90分 6,000円
120分 7,500円
でした^^;
しかもこれは定価で、
- 前日までのご予約
- 前回から2ヶ月以内のご予約
で、ここから更に500円ずつ値引き。
両方適用で60分3500円、90分5000円、120分6500円でした…。
このまま続けていたらどうあがいてもいずれは閉店への道を辿っていたと思います。
単価を考える事が大切だと教えてくれたメンターには感謝しかないです。
僕の場合は真面目な性格ゆえにどうしても、
『こんなにもらってもいいのだろうか』、『他店より高いと来ないんじゃない?』
と、お金ブロックがなかなか外れなかったのですが、今は対価としていただけるだけの施術やサービスをしていけば良いと思っています。
正直、過去は数をこなすんどえ精一杯で、お客様一人一人への熱意は皆無に近かったです。
今はわざわざ足を運んできてくれるお客様にどうにか元気になってもらいたい・元気を維持してもらいたいという気持ちで向き合っているので精神的な疲労は今の方が遥かにあります。
良い仕事をして認めてもらえばしっかり対価をいただく事が出来るんです。
同じように苦しむ人を増やしたくない
10年もやっていれば、周りの人達もサロンを始めるようになるのですが、僕と同じように経営の事はど素人ばかり。
そして、どうしたらいいのかと相談をされる事が増えてきました。
みんなの相談を聞いていると、僕と全く同じような事で悩んでいたんです。
せっかく技術を手に入れて自分のサロンを出したのに思ったような結果が出ていない…
それは、戦い方を知らないからなんです。
どこに行けばいいのか地図もないままガムシャラに進んでた僕と同じように
露頭に迷ってしまうサロンオーナーさんの道しるべとなりたい。
そんな思いで1人サロンを楽しく運営するためのWEBメディアを作成しました。
困っている事を質問出来て、相談出来る仲間がいるだけでも希望が見えます。
サロンの運営が伸び悩んでお困りの1人サロンオーナーさんの参考になり、仲間が見つかるようにサポートさせていただければと思っています。