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マッサージサロンに集客出来るキャッチコピーの作り方

    
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マッサージサロンに集客出来るキャッチコピーの作り方

ホームページやブログなどで一番最初に目に入る重要な部分がキャッチです。
ホットペッパービューティーにもキャッチコピーがあります。

サロンボード(管理画面)で言うところの「掲載管理」→「キャッチ」の部分です。
お客様の画面ではこのように表示されています。

PC画面
スマートフォン(ホットペッパーアプリ)

PCとスマホ、更にアプリでは見え方が変わってきますが、

\あなただけの貸切空間で至福のひととき/整体&ヘッドマッサージでぐっすり眠れる毎日へ導く快眠サロン♪

こちらの部分がキャッチの部分となります。

トップ写真の近くで、文字色も他と違うので一番目立つ場所にあるため昔からキャッチの良し悪しは集客力に大きく影響すると言われてきています。

今回はホットペッパーを中心に集客出来るキャッチコピーの作り方についてお伝えいたします。

キャッチコピーもまずは『ターゲット設定』から

キャッチコピーを作るためにはまずお店のコンセプトやターゲットやペルソナと言ったものをしっかりと作り上げる必要があります。
ターゲットやペルソナについては過去の記事をご覧ください。

誰に対してのキャッチコピーを作るのか。
それがまとまったら次は具体的なキャッチコピーの作り方です。

誰に来て欲しい、その先はどうなるのかを提示する

  • どんな人に来て欲しいのか
  • サロンに来店をするとどのようになるのか

このように誰に来てほしくて、来てもらえばどのように満足してもらえるのかを訴求する事がキャッチコピーにおいては重要なポイントとなります。

例えばこんなキャッチコピーではどうでしょうか?

経験豊富なベテランによるもみほぐしで辛い症状を根本改善◎

これでは辛い症状と大きなくくりにしているためターゲットがかなり広くなってしまっていますよね。
根本改善という未来とぼやけてしまっています。

それでは冒頭のこちらはどうでしょうか。当サロンで実際に使用していたキャッチコピーです。

\あなただけの貸切空間で至福のひととき/整体&ヘッドマッサージでぐっすり眠れる毎日へ導く快眠サロン♪

まず、貸切空間というワードで他人に邪魔されない空間=マンツーマンサロンというアピールとなるのでスタッフやクライアントが沢山いるごちゃごちゃした空間が苦手な人やゆっくりリラックス出来るサロンを探している方への訴求となります。

ぐっすり眠れる毎日というワードによって、当サロンの強みである眠れる施術や睡眠の知識を打ち出して、ターゲットである『睡眠のお悩みのある方』に眠れる毎日を想像してもらう事が出来ます。

このようにこのキャッチコピーでは明確に
マンツーマンサロンを求めている人
睡眠のお悩みがある人

に対して訴求をしているので該当をするユーザーは興味を持ってくれるわけです。

売りたいメニューで打ち出す

他には負けない得意なメニューや同じ地域ではまだ扱っていないような珍しいメニュー・最先端のメニューがある場合はそれをキャッチコピーとして打ち出すのも有効です。

たるみを落とす小顔フェイシャルエステ☆おうちに帰ると-5歳若返ったと家族もびっくり!

このように具体的な数字があるとより魅力的になりますね。
ただし数字を入れる場合はある程度のエビデンスが必要となります。
根拠のないキャッチコピーは誇大広告となってしまいますのでご注意ください。

やってはいけない打ち出し

絶対にやってはいけないキャッチコピーがあります。
それは、よく見かける

  • ◯◯コース◯◯円
  • 深夜◯◯時まで営業〜

といったキャッチコピーです。
最初に説明をした通り、キャッチコピーはこんな人に来てもらったらこんな風になるよという来て欲しい人へのメッセージです。

という事は…安ければどこでも良い方や都合の良い時間に行けるサロンを探している方に興味を持たれてしまいます。
チェーン店で安さや深夜営業が売りなのでしたら大々的に打ち出せば良いと思います。

このブログのテーマは『ひとりサロン』なので1人サロンにおいては安さを売りにしてしまうのは数をひたすらにこなさなくなってしまい、施術に追われる毎日になってしまうのであまりオススメは出来ません。

深夜営業についても、敢えて繁華街に出店をして昼間に寝て夜しっかり働くという場合以外はあまりオススメしません。

常に検証と改善を続ける

キャッチコピーは一度作れば終わりというわけではありません。
例えば季節が変われば打ち出すメニューが変わったりしますよね。
打ち出しメニューでキャッチコピーを作った場合は、当然季節が変わればキャッチコピーも変えなくてはなりません。

あと、同じキャッチコピーで出し続けているのは新鮮さが薄くなってしまいます。
ホットペッパーなどのポータルサイトは常に新しいサロンを探している人がいます。
キャッチコピーや写真が同じままだと「見たことある」と認識されてスルーされてしまいますが、キャッチコピーが変わるだけで『知らないサロン』となり一瞬でも手を止めて見てくれるようになります。

1年経っても2年経ってもNEWオープンというキャッチコピーのままのサロンを見かける事もありますが、非常に勿体ないなと感じます。

キャッチコピーの成果の確認方法

キャッチコピーの変更をした時の検証方法をご紹介します。

ホットペッパーであれば、掲載管理→すぐに情報が確認できる HOT PEPPER Beauty レポートはこちらと進んでいき、左メニューの1番下の『推移』をご確認ください。

ここでは指定した時のPV数の推移が確認出来るので、キャッチコピーを変えた日を境にどのような動きがあるかを確認してみると良いです。
色々な要素があるのでキャッチコピーを変えたから変化があったとは言い切れませんが、キャッチコピーを変えた日を境に変化があるようでしたらその一因にキャッチコピーの変更がある可能性は高いということになります。

まとめ

集客出来るキャッチコピーを作るには
まず、お店のコンセプト、ターゲット層、ペルソナを明確にする必要があります。

そのうえで来て欲しい人がサロンに来店する事によってどんな風になれるのかや打ち出したいメニューで訴求が出来るようなキャッチコピーを考えます。
ひとりサロンでは安さや深夜の営業などをキャッチコピーで打ち出すのはオススメしません。

キャッチコピーは1度作ったら終わりではありません。常に検証と改善を続けて新鮮なキャッチコピーの維持が大切です!

キャッチコピーは常にお店の魅力を伝える重要なツールであり、ターゲット層に訴求する力を持たせましょう。

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