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こんにちは。ひとりサロンの知恵袋のオオイシです!
僕のサロンでは数年前から施術中の電話には出ていません。
その理由はひとりサロンが電話を出るメリットよりもデメリットの方が多いと感じたから。
電話に出ないという事は電話予約が取れないので予約が減ってしまうのではないかと思うかもしれませんが、その点についてもしっかりとWEB予約を定着させられれば問題ないと感じています。
実際、2023年の10月下旬の今、今年の電話予約は0件です。
今回はひとりサロンが電話予約を取らなくて良い理由とWEB予約のメリットをお伝えいたします。
WEB予約のメリット
電話予約を受けないで予約はどうするかというとWEB予約の活用がオススメです。
メールのやり取りやLINEのメッセージでのやり取りをするという方もいますが、返信に手間がかかったりお客様目線で言うと返事が来るまで予定が決められないというデメリットもあるのでWEB予約システムの導入をする事をオススメします
24時間いつでも予約が可能
WEB予約の最大のメリットは24時間いつでも予約が出来ることなのではないでしょうか。
しかもこれはお客様側、サロン側どちらのメリットにもなりますよね。
美容室の予約をしようと思ったら、定休日や営業時間外で電話が繋がらなくて予約が出来なかった。
あなたもこんな経験があるのではないでしょうか?
WEB予約を導入すれば、定休日や営業時間外でも予約が可能です。
22時以降のリラックスタイムが1番WEB予約が活発的になるという統計もあります。
予約をしたい!というタイミングでスムーズに予約が出来るWEB予約を導入しない理由はありません。
コースや料金がわかりやすい
WEB予約の画面でコースやその詳細や料金が書いてあるので迷う事なく予約が出来ます。
お店側からの案内やキャンセル規定なども提示が出来たりするので電話予約時に時間をかけて説明をする手間もいりません
予約の空き状況が確認出来る
今すぐ予約する訳じゃないけど、とりあえず空き状況を確認したいという方は意外と多くいます。
電話予約の場合、わざわざ予約して空き状況だけを聞いて予約はしないという事は難しいですが、WEB予約の場合はこれが出来て便利という声も多く聞きます。
リマインドメールで予約忘れを防止出来る
WEB予約のサービスによっては前日や1週間前などにリマインドメールを送信することが出来ます。
早めに予約をされている方はうっかり予約している事自体を忘れてしまう事もあります。
電話予約でたまに発生する予約を忘れていたという原因の当日の無断キャンセルを防ぐ事に繋がります。
電話予約のデメリット
施術が止まってしまう
整体やリラクゼーションサロンに来られるお客様はリラックスしたいという方も非常に多いです。
電話予約を受けていると、着信があるとどうしても施術を離れなければなりません。
一旦手が離れてしまうとせっかくリラックスしていたのが台無しになってしまいます。
電話の話し声が聞こえてしまうような場合は会話も気になってしまい更にリラックス出来なくなってしまいます。
また、時間でコースが決まっている場合は電話対応の時間が無駄になってしまったり、その分終了時間を長くするサロンだとしたら次にご予約が入っている場合は準備時間が短くなってしまいます。
会話をしていた場合は話が途切れてしまうため「で、何の話でしたっけ?」となってしまいます。
今現在サロンに来ていただいているお客様の目線で考えると電話予約に時間を費やす事は何一つ良いことがありません。
施術者側からしても一度手を離す事で集中力が一端途切れてしまうのでパフォーマンスダウンにも繋がってしまいます。
施術中に出る必要のない電話が多い
僕の体感の話になってしまうのですが、電話での問い合わせの場合によくあるのが
- 営業電話
- 当日の急な予約の問い合わせ
この2つがほとんどです。
営業電話は考えるまでもなく施術中に手を止めてまで出るような用事ではありませんし、当日の急な予約の問い合わせもその日に空いていればいいですが、空いていなければ出る必要がないですよね。
(経験上、当日希望の人は別の日を提案しても大抵は予約には繋がりません)
上記2つに比べるとかなり少ない割合で翌日以降の予約や気になる事があっての問い合わせもあります。
急ぎでないのであれば電話が繋がらなければWEBから予約をするでしょうし、問い合わせのお電話も結局一度来店していただかないとわからないご相談がほとんどです。
お問い合わせについては別途問い合わせフォームや、メール・LINEでの問い合わせ先を明記しておけば問題ありません。
何よりも用事がある場合は相手から再度折り返しがあるはずなので、施術中に手を止めてまで出る必要はありません。
対応が雑になってしまう
施術中の電話。出てみると「お世話になっております」と明らかに営業電話。
すぐに電話を切って施術に戻りたい…でもここでブチっと切ったり態度を悪くしてしまうとお客様に悪印象になりかねないですよね。だからといって丁寧に対応をしていたら時間の無駄です。
それであれば始めから電話に出ないという方法を選んでみてはどうでしょうか?
電話予約のメリット・WEB予約のデメリット
電話予約派の方の予約が難しくなり、見込み客が減ってしまう
というのが電話予約を取らないデメリットです。
特にPCやスマホの操作に慣れていない年配の方のご予約は著しく減ってしまうかもしれません。
これについてはサロンのターゲットがどこの世代なのかで電話予約の必要性は変わってしまうかもしれません。
整骨院のように年配の方のご利用が多いようでしたら電話予約は取るべきですが、そこまで年配の方が来ないようなサロンでしたら電話予約は受けなくてもWEB予約があれば予約は入ります。
まとめ
電話予約を受けないことは、ひとりサロンの運営において今来ていただいているお客様目線で見るとメリットしかありません。
電話をしてくるのは営業電話か急な問い合わせがほとんどなので、ひとりサロンで施術を止めてまで出る必要はあまりありません。
WEB予約の導入により、お客様に利便性を提供し、効率的な予約管理が可能です。
予約の受付業務をWEB予約に任せる事でお客様の満足度も向上し、施術に集中も出来ます
サロンをオープンされたばかりの頃は顧客数も少なく、電話予約を受けないのはリスクが高いですので開業当初は電話とWEB予約を併用して、一度来店された方にはWEB予約を勧めて徐々に電話予約の比率を少なくするのがリスクが少なくオススメです。
これまで電話予約を活用してきたサロンさんは急に変更は難しいと思いますので、お客様には少しずつWEB予約への移行の説明して実験をしてみると良いのではないでしょうか。