ホットペッパービューティは契約するプランごとに料金や内容が異なります。
基本的には料金の高い上位プランが検索で上に表示される仕組みになっています。
つまり、認知を広げるために最も楽な方法は高い掲載プランで契約する事となります。
しかし、ある条件下では下位プランが上位プランよりも掲載順位を上に表示させる事も出来る事を知っていましたか?
それはフリーワード検索です。
ユーザーがフリーワード検索でサロンを探した場合はプランに関わらず、一定条件下で表示順位が変動します。
今回はフリーワード検索で上位表示をさせる方法についてお伝えいたします。
上位プランよりも上に表示される可能性があるフリーワード検索
ホットペッパービューティでサロンを探す時に一覧で表示がされますが、この順番は契約しているプランの高い順に表示される仕組みとなっています。
そのため高いプランで契約をしているサロンの露出が多くなり優位となります。
しかし、キーワード検索をした時はこの例外となり下位プランでも上位に表示される可能性があります。
フリーワード検索とは
ホットペッパービューティーは様々な方法でサロンを検索する方法があります。
- エリア(地域)で検索
- 特集で検索
- 日付で検索
- フリーワード検索
大きく分けるとこの4つとなります。
エリア・特集・日付での検索は掲載プラン順に表示となりますが、フリーワード検索はプラン関係なく表示がされます。
ホットペッパービューティーではトップページやサロン一覧画面の上の方に検索窓があります。
アプリでは『サロン検索』画面の1番上に検索窓があります。
こちらは「整体」でフリーワード検索をした画面です。
『整体院あおぞら』さんはクーポン3つのEPRPプラン(2024年終了予定)ですが、上位プランであるライトSプランの『BODYCARE整体LUCCA』さんよりも上に表示されています。
このようにフリーワード検索では下位プランが上位プランより上に表示される場合もあります。
気になる症状や地域、最近流行りのメニューなどを直接検索するユーザーは一定数いますのでキーワード対策をしておく事で、サロンページの露出が増え認知を広げる事に繋がります。
人気の検索ワードを調べる方法
ターゲットに刺さるキーワードを調べる方法は大きく分けて、以下の2つがあります
- フリーワードランキングを見る
- WEBで検索する
基本的にはフリーワードランキングを確認するのが良いですが、ライトS以下の契約ですとフリーワードランキングを確認出来ないので、その場合はWEBで検索をするようにしましょう。
フリーワードランキングを見る
ホットペッパービューティーでは毎月フリーワードランキングを発表しています。
ライトS以上のプランで契約をしていると営業担当さんが付いてくれるのですが、営業担当さんがホットペッパー通信という情報をメールで送ってくれます。
このホットペッパー通信にフリーワードランキングが含まれています。
僕の担当さん曰く、現在はフリーワードランキングを送信する制度がないという話なのですが、自主的に送ってくれる営業担当さんもいるようなので一度確認をしてみると良いかもしれません。
これが実際に送られてくるフリーワードランキングです。
公に出して良い物かわからなかったので画像をぼかしていますが、
左から10代・20代・30代・40代・50代、
それぞれ1位から30位までランキングが掲載されています。
僕も以前はただ眺めていただけなのですが、それでは非常に勿体ないです!
年代別に実際に検索されているキーワードがランキング形式で載っていますので、あなたのサロンの特徴や強みとターゲット層がマッチするキーワードがあれば積極的に使っていきましょう。
ラッコキーワード
フリーワードランキングの取得が難しい場合は、ラッコキーワードというサイトを活用するのがオススメです。
ラッコキーワードとは、人気の検索ワードやサジェストキーワード等を簡単に調べる事が出来るツールです。
サジェストキーワードとはこちらの画像のように例えば『肩こり』と入力した時に下に出る検索候補の事を言います。
フリーワードで活用する場合、手技に関連するワードでは『ストレッチ』が使えそうなのでストレッチという単語を使っていくようにします。
また、ブログで「肩こりの原因」や「肩こりにおすすめグッズ」に関する内容を投稿したり肩こり解消グッズを物販で取扱などの方法も考えられます。
キーワード検索における表示の優先順位
検索ワードを入れる事でフリーワード検索でヒットするようになり、上位プランよりも上に表示される事がわかりましたが、検索ワードを入れる箇所によって検索への影響度が違うようになっているようです。
詳細なアルゴリズムはわからないのですが、大体以下のような順序で影響度が変わってくるようです。
1.店名
2.特集・クーポン
3.トップページ
4.メニュー
5.口コミ
6.ブログ
1.店名
以前は申請をすればホットペッパーの店名を変更が可能だったので、
例えば『肩こり専門整体〇〇』のように変更も出来ましたが、店名変更が横行したようで現在はホットペッパーの店名変更するには実際にサロン名を変更し、サロン外観の写真の提供等が必要になっているので現実的に対策が難しい部分です。
逆に言うとホットペッパー掲載を決めているのであれば開業時に必要なワードを店名に入れるようにすると始めから運営を有利に進める事が出来るでしょう。
2.特集・クーポン
現実的には特集やクーポンに対策キーワードを入れていくのが1番効果的なフリーワード対策となります。
これは本文よりもキャッチコピーの方が影響度が高いようなのでキャッチコピーには特に対策ワードを入れておくと良いでしょう。
特集について余談ですが、2023年現在、特集は専門のライティングスタッフに原稿を書いてもらう仕組みになっています。
ゲラ(現行案)が送られてきた時にはカスタマー(エンドユーザー)の立場になって「あ、ここ気になる!」、「行ってみたい!」と思える文章かどうか率直に考えてみるのをおすすめします。
行ってみたいという文章でなければ何が良くないのかを考え、「こういう風に、こう訴求したい。だからこんな風に出来ないか」と伝えて理想の文章に近づけた方がいいです。
相手はプロですし、こちらはクライアントです。遠慮なくいきましょう。
ただし、特集はライトSプラン(ヘアサロンはライトプラン)以上、クーポンはSSプラン以上じゃないと掲載する事が出来ないのでSSプラン以下の場合は以下の対策をしてみましょう。
3.トップページ
基本的には『キャッチ』・『コピー』の2個所がフリーワード検索に影響をします。
やはりこれもやはりキャッチの方が影響力が高いようになっているようです。
4.メニュー
意外と忘れがちなのがメニューです。
メニュー名の方が重要ですが、メニュー説明も70文字入れられるので検索ワードを有効的に入れる事が出来ます。
僕はヘッドマッサージをしていますが、ドライヘッドスパ・ヘッドセラピー・頭ほぐし・頭皮マッサージ等類義語が多いのでこのメニュー説明に入れています。
頭皮マッサージはフリーワードランキングに入っていませんが、薄毛を気にされる男性は頭皮マッサージが馴染み深いので敢えてここに入れています。
その結果、地域のトップページで検索すると唯一表示されるので『頭皮マッサージ』と検索をすれば当サロンが選ばれやすくなっています。
(今確認をしたら他サロンもこのワードを使い出したようでトップヒットではなかったですが、上位プランよりも上に表示されています)
5.口コミ
意外ですが、お客様に投稿していただいた口コミの内容もフリーワード検索にヒットします。
ですので、投稿をお願いする際にも具体的に書いてもらうようにお願いする事も大切です。
お店からの返信はフリーワードに影響がほぼないようですが、アルゴリズムが変更される場合や来店を検討中の方の参考になる場合もあるので対策キーワードを入れ込むようにしておいて損はないでしょう。
余談ですが、Googleのクチコミも検索結果に影響します。
Googleのクチコミをお願いする際には「肩こりが辛かった」等投稿してもらうように誘導をしてみると良いでしょう。
6.ブログ
SSプラン以上の対策となりますが、ブログも多少はフリーワード検索にヒットする要因となるようです。
担当さん曰く、「あまり効果ないかも^^;」と言っていたので期待はあまり出来ないですが、対策するに越した事はないでしょう。
見込み客の興味を惹くだけでなく検索に有利になるかもしれません。
日頃から悩み解決の記事を書いたりしておくと良いかもしれませんね。
ホットペッパーのフリーワード検索対策で集客アップに繋げる!
ホットペッパービューティーのフリーワード検索は掲載プランの優劣に関わらず上位表示の可能性があります。
詳細なアルゴリズムが不明なのですが、
- 店名
- 特集・クーポン
- トップページ
- メニュー
- 口コミ
- ブログ
の順で影響度が高いと予想されています。
対策キーワードを沢山入れる事で検索上位を狙う事が出来、集客に繋がる可能性もあります。
今すぐに出来る対策になりますので、ぜひ実践をしてみてください。