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サロン運営に効果的なLINE予約システム活用法とリピート対策

    
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サロン運営に効果的なLINE予約システム活用法とリピート対策
オオイシ
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こんにちは!ひとりサロンサポーターのオオイシです!

従来のWEB予約システムだけでなく、LINEを使った予約システムが増えてきました。
色々な会社がシステムを提供していて、サロンの予約システムとして実際に1年半使っています。
今回はLINE予約システムの利点とサロン集客におけるリピート対策の効果について詳しく解説します。

LINE予約システムの利点とは?

まず、LINE予約システムの最大の利点は、顧客が手間を感じずに予約ができる点にあります。
従来のWEB予約システムでは、ユーザーはアカウントの登録やログインが必要な場合が多く、これが煩わしく離脱の要因に繋がってしまいます。

しかし、LINE予約システムでは、LINEアカウントと連携することで、顧客は新たにアカウントを作成する必要がなく、簡単に予約ができます。

LINE予約システムの多くはワンタップでLINEと紐付けされる事が多いため、顧客自身が「登録」プロセスを意識しなくても登録が済むのが大きなメリットだと感じています

また、LINE予約システムのもう一つの大きな強みは、メッセージ配信開封率が高い点です。
LINEメッセージは、一般的なメールの20倍とも言われる開封率を誇っており、顧客へのリマインダーやリピート対策として非常に効果的です。

特に、来店周期を迎えた顧客に対してセグメント配信を行うことで、再来店のきっかけを作りやすくなります。これにより、メルマガやホットペッパーの通知と比べても、高い効果が期待できるでしょう。

WEB予約はお客様の利便性を重点する

とはいえ、もし既にWEB予約システムを導入しているサロンであれば、無理にLINE予約に切り替えるまででもないのではないかと思います。

WEB予約システムには、予約履歴の確認や、顧客に合わせたリッチな機能を提供できるというメリットがあります。
ただし、ユーザーの情報を記録するには会員登録やログインが必須となる場合がほとんどで、登録不要の場合は予約後の変更等が出来ない事が多いです。

登録不要で予約が出来て、予約番号や名前で予約情報の確認や変更が出来るシステムがあればベストなのではないかと思います。
システムが変わるとお客様も困惑をしてしまいますので、そのようなWEB予約システムを採用しているようでしたらそちらを利用するのが良いと思います。

登録必須や、登録不要だけど予約後にWEBから操作が出来ないようなお客様側が不便なシステムの場合はLINE予約の導入を検討してみても良いのではないのでしょうか。

LINEの最大のメリットを最大限に活用する

整体やヘアサロンのようなサロン業で一番大切なのはリピート対策です。
予約システム自体は従来のWEB予約、LINE予約どちらでも良いと思うのですが、リピート対策という点で考えると公式LINEは絶対に導入するべきだと思います!

公式LINEがサロンのリピート対策になぜ有効なのかと言うと圧倒的なメッセージの開封率です。
リピート客を増やすための最大のポイントは、適切なタイミングで顧客にメッセージを送ることです。

LINE予約は基本的に顧客管理機能も伴っていいますので、来店状況に応じてお客様にメッセージを送る事が出来ます。これによりサロンの存在を思い出してもらうことができます。
失客の1番の理由は『忘れている』という事をご存知の方も多いと思いますが、適切なタイミングでメッセージを送る事で再びサロンに戻ってもらうチャンスを広げられます。

WEB予約→LINE誘導のハイブリッド運用がおすすめ

僕個人が現在行っていて最適解だと感じているのは、
HP(WEB予約)→来店時にLINE誘導→2回目以降はLINE予約(メリットの提示)という流れです。
この流れについてどのような意図なのかを簡単に解説します。

初回(WEB予約)

最近では、(特に個人サロンに勧められているのが)Instagram等のSNSから直接LINEに誘導→教育→予約に繋げるという方法が多いと思います。

僕もこの方法を使っていたのですが、「今すぐ行きたい」、「とりあえず予約状況を見たい」という層も一定数いるのでそんな時に情報を知る事が出来るのがLINEのみでともだち登録をしなければいけないというのは障壁が高いと感じるんです。

僕の経験上、そのような方の場合はLINE登録をしたとしても知りたい情報がわかって都合が合わなかった場合にLINEが不要になってしまうのでブロックしてしまう場合もあります。
その時にブロックをしなかった場合でも全体への配信などで思い出した時にブロックに繋がってしまいます。

情報商材のようにユーザーが情報を得たい場合はLINEは有効ですが、「予約が出来るか」という実店舗のサロン運営の場合はそれ以上の情報は不要ですよね。

そして、実店舗のサロンに必要なのはSNSのフォロワー数やLINEのともだち登録数ではなく、実際の来店・予約数なので『本当にサロンに行きたい・また行きたい』という方のみLINEに登録をしてもらえば良いと思います。

ですので、SNSやHPからの予約については誰でも予約状況を確認出来るWEB予約がベストだと思います。
また、SNSでファンを増やし、やり取りが面倒でなければLINEでメッセージのやり取りで直接予約をしてもらうというのもアリだと思います。

来店時にLINEに誘導

先ほどお伝えした通り、LINEの開封率はメルマガやホットペッパーのメッセージと比べると圧倒的に高いので来店されたお客様には積極的にLINEを登録してもらうようにした方が良いでしょう。
LINEに登録するメリットを用意しておけば登録率はグッと上がります。

ちなみに僕の場合は「2回目以降はLINEからのご予約がお得なので、今登録をお願いします。QRコードを読み込んで、お名前と電話番号を入力するだけなので簡単ですよ」とお伝えしています。

2回目以降はLINE予約

2回目以降はLINEから予約をする事で会員割引などの特典を付ける事でLINEからの予約に繋がりやすくなります。
Lステップなどでセグメント配信が出来る状態になっていれば無理にLINE予約システムを使う必要もないと思います。

  • WEB予約→LINE予約(僕はこの流れ)
  • WEB予約→WEB予約(リッチメニューに予約リンク)
  • WEB予約→LINEメッセージ予約
  • LINEリッチメニューからWEB予約→WEB予約(リッチメニューに予約リンク)
  • 電話予約→WEBまたはLINE予約
  • 電話予約→LINEメッセージ予約

色々試してみて使いやすい流れでやってみると良いでしょう。
もちろん、初回からLINE予約システムでも問題はないと思いますが、予約状況を見たいだけという層もいるのでそれを踏まえると、LINEに登録しなくても予約状況が見れる状態にしておくのが望ましいのではないかと思います。

まとめ

サロン集客において、LINE予約システムはそのシンプルさと高い開封率によるメッセージ配信の効果で、リピート対策に大きな力を発揮します。
既にWEB予約システムを採用している場合はユーザー登録やログインが必須ではない場合は、既存のWEB予約システムとLINE組み合わせることで、顧客にとっても便利で、サロン側にとっても効率的な運営が可能となります。

サロンのリピーター増加や失客防止を目指すなら、ぜひLINE予約システムやセグメント配信を導入してみてはいかがでしょうか。

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