ヘッドマッサージの施術で腰が痛くなる原因と対処法
こんにちは。オオイシ(@1salon0014)です。
ヘッドマッサージ施術の際に腰が痛くなった経験はありませんか？
座りっぱなしのヘッドマッサージの施術が原因で腰痛となってしまう場合があります。
実際、僕は過去に腰や首が痛くなってしまい悩んでいた事があります。
過去に1度記事にしていますが、腰痛の原因は座り方の問題でした。
今回は座り方の他にも追加をしてヘッドスパ施術時に腰を痛めないポイントをまとめました。
ヘッドマッサージやドライヘッドスパの施術で腰が痛くなりお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
ヘッドマッサージ施術時に腰が痛くなる原因
ヘッドマッサージの施術は基本的に座って行う事が多いため足腰の筋肉がかたまってしまい腰が痛なくなってしまう原因となってしまいます。
手を使う作業なのでどうしても背中が丸くなってしまうのも腰が痛くなってしまう要因となります。
座りっぱなしにより足腰がかたまってしまったり、背中を丸める事で首にも影響し、お腹のインナーマッスルを縮めてしまう事で腰に負荷がかかりすぎて結果的に腰痛を引き起こしてしまいます。
これらの要因を取り除く事でヘッドマッサージやドライヘッドスパの施術時の腰痛の悩みを解決出来、施術のパフォーマンスも上がります。
ヘッドマッサージ施術時の腰に負担をかけない座り方
ヘッドマッサージの座り方については過去にこちらで解説をしていますが、改めて詳しく解説します
- STEP1脚をしっかりと開いて地面に接地をする
足を出来るだけ広く開きしっかりと地面を踏みしめるように意識をする事で、地面反発が起きて骨盤が立ち上がり自然と背筋が伸びます。
そして、膝の内側をベッドの角に当てる事でポジションの固定が出来ます。 - STEP2お腹に力を入れてみぞおちを伸ばすと同時に胸を張る
背中が丸まるのを防ぐために腹圧を意識してお腹に力を入れます。
お尻の穴を締めるように意識をする事で骨盤から体幹に力が入り、胸が張りやすくなります。 - STEP3肩甲骨を下げて首を後ろに固定する
肩甲骨を下げる事で背筋が使われるのでより姿勢を安定させる事が出来ます。
肩の力も抜けるので肩こり防止にも繋がります。
これらを意識する事で自然と背中が丸まるのを防ぎ、股関節の筋肉を使うので腰痛の予防になります。
ヘッドマッサージ施術で腰が痛くなる方は、まずこの座り方を意識してみると施術の負担が少なくなるでしょう。
目線は手元を見ない
このように手元やお客様のお顔の方に目線が行きがちなのですが、目線を手元に落としてしまうとせっかく座り方を意識しても背中が丸まってしまいます。
慣れないうちは仕方がないのですが、出来るだけ手元を見ないように心掛けておくと良いと思います。
目線を向けるポイント
目線を向けるポイントをベッド施術の場合はお客様の足の間、チェア施術の場合は正面からやや下の壁の方にする事で首が曲がらずに自身の身体に負担をかけずに施術をする事が出来ますのでぜひ意識をしてみてください。
椅子の高さを負担の少ない位置に合わせる
施術の際の椅子の高さが合っていないと腰痛を引き起こす場合もあります。
椅子が高すぎると背中が丸くなってしまいますし、低すぎると圧が上手く入らないので首や背中に力が入ってしまいます。
椅子の高さの目安
椅子の高さのベストはどれくらいかと言うと、お客様の頭の高さと同じ高さに自分のヘソの高さが来るように調整をしてみてください。
ヘソの高さを基準に調整をする事で背中が丸まりすぎないで圧が入りやすい高さとなります。
この高さにして足がしっかり地面に接地しないようでしたら、ベッドやチェアの高さや角度を自分に合うように調整をしてみてください。
これはあくまでも目安となりますので、実際に施術を繰り返して一番ベストな高さを探してみてください。
状況に応じて移動して無理な体勢にしない
施術する部位によって自分の姿勢が変わったり、お客様の頭の角度を変えたり横に向けたりとヘッドマッサージの施術中は常に状況が変化しています。
状況が変化しているにも関わらず同じ大勢を続けていると腰を捻っていたり重心バランスが悪くなったりする事が腰痛の原因にもなります。
同じ側頭部をほぐすにしても耳の前の前方と耳の後ろの後方とでは腕の角度が変わっていますよね。
そのような場合は後方を行う時に少し後ろに移動をすると前方の時と同じような感覚で施術が出来ます。
お客様の頭を横に向けた時には中心軸が変わっていますのでそれに合わせて少し横に移動する事も有効です。
このように状況に応じて前後左右に移動をしながら施術を行うようにすると腰の負担も軽くなります。
まとめ
ヘッドマッサージの施術時に腰が痛くなってしまう時は腰の固定による負担と背中が丸くなってしまう事が原因です。
施術中の正しい座り方が肝心で、足をしっかり広げ、背筋を伸ばし、腹部に力を入れることで姿勢を保ち、肩甲骨を下げて首を固定すると共に、目線を適切な位置に保つことが肝要です。
また、椅子の高さを自身の体に適した位置に調節し、施術中の動きを柔軟に調整しながら、常に腰への負担を最小限に抑えることが大切です。
